マウンド上で異彩を放つ背番号18の存在感もまた、チームの命運を大きく左右している。プレッシャーが重くのしかかる先発ローテーションの軸として、マウンドに立つごとに圧巻の投球を披露。鋭く落ちるスプリットと、打者の手元で伸びるストレートのコンビネーションは、敵陣の強力打線を次々と沈黙させてきた。
悲願であるワールドシリーズ制覇を成し遂げるためには、短期決戦を勝ち抜く絶対的なエースの存在が不可欠だ。渡米後、メジャー特有の硬いマウンドや移動の過酷さに順応しながら、彼は投球フォームのマイナーチェンジを重ねてきた。勝負どころで見せるマウンド上の冷徹な眼差しは、最高峰の頂に挑む王者の風格そのものだ。