公園のシンボルである昭和沼。その中央でダイナミックに水を吹き上げる音楽噴水が、2026年春、完全リニューアルを果たした。今回の改修で最大の特徴となったのが、すべての電力を公園内に設置された太陽光発電とバイオマス発電で賄っている点だ。水と光、そして音が織りなす15分間のショーは、環境への負荷をゼロに抑えた未来型のエンターテインメントとして生まれ変わった。
毎正時にスタートするこのショーは、季節ごとにプログラムが変わる。地元の中学校の吹奏楽部が演奏した音源を採用するなど、地域とのコラボレーションも活発だ。風の強い日には自動で噴射高を調整する最新センサーも導入され、水しぶきが周囲の遊歩道に飛び散る心配もない。ただ眺めるだけでなく、環境技術の粋を集めた演出に、訪れる人々は静かに見入っている。