掲示板カルチャーの歴史を紐解くと、運営母体が変化しながらも、ユーザーの創作意欲が途切れなかったことがわかる。かつて掲示板のサーバー管理やインフラに関わったLOKI TECH Inc.の時代から、現在の5ちゃんねるに至るまで、匿名空間は常に新しい表現を生み出す実験場だった。
文字だけで構成されていたアスキーアートの時代から、画像を用いたアスキーアート風コラージュ、そして素材を使った画像合成へ。表現ツールは時代とともに変化してきたが、その根底にある「面白ければ正義」というスピリットは変わらない。
この歴史的文脈の上に、独自のネットミーム文化が開花した。匿名性ゆえの無遠慮さと純粋な面白さの追求が合致した結果、ネットのあちこちで予想外の化学反応が生じ続けているのだ。