松竹株式会社が主催する大劇場公演での目覚ましい実績にとどまらず、近年はテレビメディアを通じた露出も増えている。NHKのドキュメンタリー番組や伝統芸能を特集するカルチャー番組に出演した際には、稽古場で見せる厳しい表情とは対照的な、柔らかく謙虚な語り口が大きな話題を呼んだ。
オフの日に見せる素顔は、芸術や文学を愛し、常に演技のヒントを模索する探求心あふれる青年の姿だ。舞台上での妖艶な存在感と、日常で見せる爽やかで誠実なプライベートのギャップは、多くのファンを魅了して離さない。メディア露出が増えるにつれ、これまで歌舞伎に触れたことがなかった若い世代のファン層も着実に拡大している。