二千翔さんの実の父親は、TBSの敏腕ディレクター・演出家として数々の名作ドラマを手掛けた服部晴治(はっとり せいじ)氏です。大竹しのぶさんと服部氏は1982年に結婚しましたが、1987年に服部氏が癌のため若くして逝去しました。二千翔さんがわずか2歳の時の悲劇でした。
服部氏は生前、親交のあったさんまさんに対して「しのぶと二千翔を頼む」という趣旨の言葉を遺していたと伝えられています。大竹さんと再婚するにあたり、さんまさんは二千翔さんに対して決して「お父さんと呼びなさい」と強制しませんでした。
「二千翔の実の父親は服部さんだけである」という確固たるリスペクトがあったからこそ、あえて家庭内でのニックネームとして「ボス」と呼ばせる選択をしました。また、妹のIMALUさんが誕生した際も、IMALUさんにも二千翔さんと同じように「ボス」と呼ばせることで、連れ子と実子の間に精神的な格差や疎外感が生まれないよう徹底した配慮を貫きました。
婚姻期間中、法的な養子縁組の手続きが取られていたものの、1992年の離婚によって法的な親子関係は解消されました。しかし、形式的な戸籍の枠組みが外れた後も、2人が築いた信頼関係は微塵も揺らぐことはありませんでした。