染谷将太のキャリアは、9歳で子役として活動をスタートしたことに始まります。幼少期から映画館に通い詰める筋金入りの映画好きで、現場での実践を通じて芝居の基礎を叩き込んできました。
その名を世界に知らしめた決定的な転機が、2011年公開の園子温監督作品映画『ヒミズ』です。東日本大震災直後の過酷な現実に向き合う少年・住田祐一役を鬼気迫るリアリティで演じ切り、共演した二階堂ふみと共に第68回ヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人賞)を日本人として初受賞しました。
弱冠19歳にして世界的な栄誉を手にした経験が、その後の映画『寄生獣』や『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』など国内外の大作への主演へとつながる確固たる礎となっています。