行動科学の観点から見ると、健康習慣の定着を阻む最大の要因は「準備と片付けに伴う認知負荷(フリクション)」です。スムージー作りを日常化できている人は、毎朝野菜を切るのではなく、週末に1食分の野菜やフルーツをカットしてジッパー袋に小分け冷凍しておく「スムージーパック(プレップ術)」を実践しています。朝は袋の中身と液体をブレンダーに入れて回すだけという状態を作ることが、継続の秘訣です。
ただし、体質や生活習慣によっては、スムージーの取り入れ方に慎重になるべきケースも存在します。
【スムージー生活をおすすめできる人】
・朝食を抜きがちで、午前中の集中力やエネルギーが続かない人
・外食や加工食品が多く、日頃の野菜・食物繊維の摂取量が圧倒的に不足している人
・運動習慣があり、トレーニング前後に手軽な炭水化物とビタミン・ミネラルを補給したい人
【取り入れ方に慎重になるべき人・注意が必要な人】
・重度の冷え性や胃腸虚弱(過敏性腸症候群など)があり、冷たい生野菜や果物で下痢・腹痛を起こしやすい人(※常温の水を使用し、生姜パウダーを加えるなどの工夫が必要)
・腎機能障害の既往があり、カリウムの摂取制限を主治医から指示されている人
・「スムージーさえ飲んでいれば食事は何でも良い」という代償行為の心理に陥りやすい人