参議院において自由民主党の公認を得て当選を重ねてきた今井氏だが、タレント政治家に対する世間の監視の目は一般的な政治家以上に厳しい。議員所得・資産調査が実施されるたびに、タレント出身議員の資産はゴシップ的な関心とともに消費されがちである。制度が要求する透明性と、個人のプライバシー保護の境界線で、彼女はいかに公人としての説明責任を果たしているのか。
タレント政治家という存在は、知名度を武器に政界へ参入する一方で、資産の透明性をめぐる批判の矢面に立ちやすい。制度上の盲点をついた資産隠しや不透明な資金流用がないかを第三者視点でチェックされる中、今井氏は公開制度の規程に則った申告を愚直に続けている。政治・行政の場における信頼構築は、こうした地道な財務データの開示からしか始まらない。