症状の度合いや時間帯によっても、適した食事内容は変化します。激しい胃腸炎での消化にいいものを選ぶ場合、嘔吐や下痢のピーク時は無理に固形物を摂らず、まずは常温の経口補水液や薄めたスポーツドリンクで脱水を防ぐことが最優先です。吐き気が治まってきたら重湯やすまし汁から始め、徐々におかゆや豆腐へとステップアップさせます。
また、下痢時の消化にいい食事では、腸のぜん動運動を刺激しないよう、冷たいものを徹底的に排除して人肌以上の温かい料理を選びます。すりおろしたリンゴや加熱したバナナは、水溶性食物繊維のペクチンが豊富で、腸内環境を穏やかに整えてくれる消化にいい果物として重宝します。
時間のない日の消化にいい朝ごはんには、バナナと温かい白湯、あるいは電子レンジで作る卵とじ雑炊がおすすめです。一日の終わりとなる胃腸に優しい夜ご飯には、煮込みうどんや野菜クタクタのポトフ風煮物など、就寝中に消化器官がしっかり休まるよう脂質を抑えた温かい軽食を意識してください。