暖簾をくぐる来訪者の多くが注文するのが、黄金色に輝く「炒飯」と、香ばしい焼き目が食欲をそそる「手包み餃子」です。この二大看板を軸に、昼夜を問わず満足度の高いメニュー展開がなされています。
桃園の炒飯は、米粒一つひとつがラードで均一にコーティングされた「しっとりパラパラ」の極致です。細かく刻まれた自家製チャーシューの凝縮された旨味、ネギの清涼感、卵の甘みが三位一体となり、レンゲを口へ運ぶ手が止まりません。一方の餃子は、厚めの自家製皮にキャベツと豚ひき肉、生姜やニンニクを絶妙な比率で練り込んだ餡がぎっしり詰まっており、噛んだ瞬間に芳醇な肉汁が溢れ出します。
お昼時のランチ定食では、「ニラレバ炒め定食」や「麻婆豆腐定食」など、シャキシャキとした食感を残した強火炒めが堪能できます。原価高騰が叫ばれる昨今の環境下でも、盛り付けの気前の良さと良心的な価格設定が維持されており、近隣のオフィスワーカーや地元住民にとって心強い味方となっています。