とうもろこしの甘みを生み出す主成分はショ糖などの糖分ですが、加熱温度によって酵素の働きが大きく変化します。水からじっくり茹でるとふっくら仕上がる反面、旨みがお湯に抜けやすく、沸騰したお湯から短時間で茹でるとシャキッとした食感になりますが甘みの凝縮感ではレンジ蒸しに軍配が上がります。
皮付きレンジ加熱は、短時間で適温に達するため糖分の分解を防ぎ、とうもろこしが持つ本来の甘みを100%閉じ込めることが可能です。さらに甘みを際立たせる隠し技としておすすめなのが、加熱直後の「塩水漬け」です。
粒の上から直接食塩を振りかけると塩気にムラができますが、水100mlに対して塩小さじ1/2弱(塩分濃度約2.5〜3%)を溶かした塩水を作り、熱々のとうもろこしをサッとくぐらせるか、ハケで表面に薄く塗ります。塩味が粒全体に均一に行き渡ることで、対比効果によりとうもろこしの濃厚な甘みが劇的に引き立ちます。