このブームを爆発的な全国区へと押し上げた最大の功労者といえば、東洋水産株式会社だ。同社が発売した「マルちゃん パリパリ無限キャベツのもと」は、専用のパリパリ麺と特製粉末スープ、油調調味料がセットになった画期的なプロダクトである。
「野に咲くキャベツがそのままごちそうになる」とまで言わしめたこのヒット商品は、家庭で生キャベツを大量消費する新たな食習慣を生み出した。パリパリとした心地よい食感と絶妙な塩味が食欲を強烈に刺激し、野菜嫌いな子どもでも喜んで食べると評判を呼び、スーパーの青果売り場にはキャベツと本商品が並べて展開される光景がすっかり日常となった。