最近の来場者傾向で目立つのは、ブームをリアルタイムで体験していない20代の若者や、海外からのツーリストだ。スマートフォンで何でも完結するデジタルネイティブ世代にとって、キャブレターの吸気音や機械式クラッチの重みは、未体験の「エクストリームなカルチャー」として映る。
「YouTubeのレトロカー動画で見て、本物を確かめに日本へ来た」と語るカリフォルニア出身のアレン氏(28)は、展示されたカウンタックLP400の前に30分以上立ち尽くしていた。世界的なネオクラシックカーブームとJDM(日本市場固有車)人気の高まりが重なり、この神栖の地は、いまやグローバルなカルチャー・ハブへと昇華を遂げている。