アレルギー型の覚え方を徹底解説!国試に勝つ語呂合わせと分類まとめの概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
アレルギー反応は、1963年にフィリップ・ゲルとロビン・クームスが提唱した「クームス分類(Gell-Coombs分類)」に基づいて1型から4型に大別されます。まずは全体像を俯瞰し、関与する免疫成分や発症までの時間差を頭に入れましょう。
分類反応の別名主な関与成分発症時間代表的な疾患例1型即時型(アナフィラキシー型)IgE抗体、肥満細胞、好塩基球数分〜数十分アナフィラキシーショック、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹2型細胞毒性型(抗体依存性細胞障害型)IgG抗体、IgM抗体、補体、NK細胞数時間〜数日自己免疫性溶血性貧血(AIHA)、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、重症筋無力症、Goodpasture症候群3型免疫複合体型(アルサス型)免疫複合体(抗原+IgG/IgM)、補体、好中球3〜8時間(数日)全身性エリテマトーデス(SLE)、急性糸球体腎炎、血清病、過敏性肺炎4型遅延型(細胞性免疫型)感作T細胞、マクロファージ(抗体は不関与)24〜48時間接触性皮膚炎(かぶれ)、ツベルクリン反応、移植拒絶反応、GVHD
アレルギー 1型 2型 3型 4型 違いの最大の分岐点は、「抗体が原因か、細胞そのものが原因か」です。1〜3型は血液中をめぐる抗体が引き起こす「体液性免疫」ですが、4型だけは抗体を介さず、T細胞などの免疫担当細胞が直接組織を攻撃する「細胞性免疫」に分類されます。この基本構造を念頭に置くだけで、疾患の分類が格段に整理しやすくなります。