検索エンジンで「清風南海」と入力すると、関連ワードに「いじめ」「事件」「退学」といった物々しい語句が並びます。こうしたワードを目にした受験生の保護者が不安を抱くのは当然ですが、実際の現場ではどのような事態が起きているのでしょうか。
内部の聞き取りや教育関係者の証言を総合すると、日常的に陰湿な集団暴行や組織的ないじめが放置されているという事実は確認されません。多くの生徒は難関大現役合格を目標に日々勉強に追われており、トラブルに興じる時間的・精神的な余裕がないというのが偽らざる日常です。
では、なぜこれほどまでにネガティブな噂がネット上に定着しているのか。その要因は、些細なグループ内の人間関係トラブルや、成績上位層と下位層の間で生じるからかいが、ネット掲示板などを介して過剰に脚色されて拡散したことにあります。難関校ゆえの知名度と関心の高さが、噂の独り歩きを生み出す構図が見えてきます。