黄色くネバネバした鼻水はコロナ?副鼻腔炎との違いと受診目安を徹底解説

黄色くネバネバした鼻水はコロナ?副鼻腔炎との違いと受診目安を徹底解説

黄色くネバネバした鼻水はコロナ?副鼻腔炎との違いと受診目安を徹底解説についての最新情報をご紹介します。

インターネット上の言説では「鼻水が黄色くなったら細菌感染だから、すぐに抗生物質を飲むべきだ」という情報が散見されます。しかし、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会のガイドライン等でも指摘されている通り、黄色い鼻水の初期段階はウイルスに対する免疫反応(好中球の作用)であることが多く、発症から早期の段階で抗生剤を服用しても効果が得られないばかりか、耐性菌を生み出すリスクを高めてしまいます。

家庭で実践できる粘度高い鼻水対処法およびコロナ鼻づまり解消法として、医学的に推奨されるステップは以下の通りです。

  • 生理食塩水による鼻うがい(鼻洗浄):体液と同じ約0.9%の食塩水(36〜38℃のぬるま湯)を使用し、副鼻腔に停滞した粘稠な膿汁を物理的に洗い流す。粘膜への刺激を与えずに繊毛運動を助ける効果があります。
  • 蒸気吸入と室内加湿:室内の湿度を50〜60%に保ち、入浴時や温タオルで鼻周囲を温めることで、血流を改善し鼻腔内の分泌物を軟化させます。
  • 適切な鼻のかみ方:両方の鼻を同時に強くかむと、耳管を通って中耳に圧力がかかり、急性中耳炎を誘発します。必ず「片方ずつ、口から息を吸ってゆっくり優しくかむ」ことを徹底してください。
山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。