「ホットとアイスは温度が違うだけ」と思い込んで注文しているなら、それは大きな誤解です。スターバックスの抹茶ティーラテは、温冷でレシピのベース設計そのものが根本から異なります。
ホットの通常仕様は、抹茶パウダーを溶かすためにお湯(スチーム用熱湯)とミルクを50:50の比率で割り、さらにクラシックシロップで甘みを加えています。一方、アイスは抹茶パウダーが溶けやすい独自配合になっており、最初から100%全量ミルクで希釈され、標準ではシロップが入っていません。
この仕様の違いを知らないままホットで「シロップ抜き」を頼むとお湯っぽさが際立ち、アイスで「オールミルク」を頼むと店員に「元から全量ミルクです」と説明される現象が起きるわけです。両者の設計思想を理解しておくことが、理想の味に出会う絶対条件と言えます。