中央線特急最新ダイヤにおける「あずさ5号」は、首都圏と長野県中南部を最短時間で結ぶ速達タイプのスジ(運行計画)が割り当てられています。2026年最新ダイヤ改正の現行スケジュールにおいて、あずさ5号新宿発は午前8時00分、終点のあずさ5号松本行き到着は午前10時38分。所要時間はわずか2時間38分で駆け抜けます。
利用者が最も注意すべきは、特急あずさ5号停車駅の選定です。あずさは列車番号によって停車駅のバリエーションが豊富ですが、5号はビジネス・観光双方の利便性を最大化した標準的な主要駅停車パターンを採用しています。
【あずさ5号の主要駅時刻表と停車駅一覧】
- 新宿駅:08:00発(9番線または10番線から発車)
- 立川駅:08:22発(多摩地域の重要ハブ)
- 八王子駅:08:31発(都下最終の主要停車駅)
- 大月駅:通過(※富士急行線連絡の富士回遊号を併結しない単独編成のため通過)
- 甲府駅:09:28着 / 09:30発(山梨県の中枢・乗降客多数)
- 韮崎駅:09:38発
- 小淵沢駅:09:59発(八ヶ岳山麓・小海線乗り換え口)
- 茅野駅:10:10発(蓼科高原・白樺湖方面への玄関口)
- 上諏訪駅:10:16発(諏訪湖・諏訪大社観光の要所)
- 下諏訪駅:10:20発
- 岡谷駅:10:24発(飯田線方面分岐)
- 塩尻駅:10:30発(中央西線・木曽路方面分岐)
- 松本駅:10:38着(終点・アルピコ交通上高地線や大糸線へ接続)
新宿から八王子までは複々線および高密度の通勤路線を走るためスピードは抑えめですが、高尾を越えて山岳区間に入ると、E353系の走行性能がいかんなく発揮されます。山梨県内の甲府を経て長野県境を越え、午前中のうちに北アルプスの麓である松本へ降り立てる絶妙な時間設定こそが、この列車の高い稼働率を支える根底にあります。