SNSのタイムラインやショート動画で定期的にバズを生み出す「どん兵衛アレンジマヨネーズ」。日清どん兵衛汁なしレシピのなかでも圧倒的な人気を誇るこのメニューですが、初めて目にする読者の中には「うどんにマヨネーズと油を混ぜて本当に美味しいのか?」と疑問を抱く方も少なくありません。
結論から申し上げますと、味の調和は極めてハイレベルであり、計算し尽くされた旨味の相乗効果が生まれています。その理由は、どん兵衛特有の「昆布と鰹の力強い和風だし」にあります。だしの旨味成分(グルタミン酸・イノシン酸)が凝縮された粉末スープに、マヨネーズのコクと酸味、そしてごま油の芳醇な香ばしさが加わることで、ラーメン店の本格的な油そばタレに匹敵する重層的な風味が完成するのです。
さらに見逃せないのが、どん兵衛の主役である「ふっくらお揚げ」の存在です。湯切りによって適度に水分を保ったお揚げが、濃厚なタレとマヨネーズをしっかりと吸い込み、噛むたびにジュワッと旨味が溢れ出すジューシーな具材へと変貌を遂げます。この多重構造の旨味が、深夜の胃袋を掴んで離さない最大の理由です。