作中における「悪周期とは」、悪魔が日常的に蓄積したストレスや鬱屈を発散するために定期的に迎える生理現象です。悪周期に突入した悪魔は、普段の理性が薄れ、破壊的・暴力的衝動や嗜虐的な欲求が極限まで高まるため、一般的には非常に危険な状態とされています。
しかし、人間である鈴木入間に本来このような生理現象は存在しません。ではなぜ悪周期が発症したのか。その理由は、入間が右手に装着している「悪食の指輪」の化身であるアリクレドル(通称:アリさん)の仕業でした。
アリクレドルは、入間が魔界で生き抜くために「悪魔らしい刺激が必要だ」と独自の判断を下し、魔術によって入間の精神構造に干渉。その結果、内包されていたストレスや無意識の欲求がオレ様気質として表層化し、疑似的な悪周期状態が完成したのです。
この変化に伴い、鈴木入間の性格と立ち振る舞いには以下のような劇的な変貌が生じました。
- 外見の変化:前髪が鋭く逆立ち、目つきは涼しげで切れ味鋭い眼光へと変貌。立ち姿や座り姿にも威風堂々とした風格が宿る。
- 言動の変化:「〜してくれないか?」というへりくだった懇願から、「〜しろ」「ついてこい」という絶対的な命令口調へシフト。
- 行動規範:自己主張を抑えて他人に合わせる受け身の姿勢を完全に捨て、目的達成のために周囲を躊躇なく巻き込む主導権を握る。
単なる暴君ではなく、冷徹な観察眼と圧倒的な決断力を兼ね備えたその姿こそが、ファンから「悪入間かっこいい」と評される最大の要因です。