ポタラ合体をめぐり、長年ファンの間で最大の議論の的となってきたのが「なぜ合体が途中で解除されたのか」という問題です。
原作の魔人ブウ編において、老界王神は「ポタラで合体すると二度と元には戻れない」と断言していました。しかし、魔人ブウにわざと吸収されて体内へ侵入した直後、バリアを解いた瞬間にベジットは悟空とベジータの2人に分裂してしまいます。当時、作中では「ブウの体内の嫌な空気のせいではないか」と推測され、長らくこれが定説とされていました。
しかし、2015年より放送された公式続編『ドラゴンボール超』の「“未来”トランクス編(ザマス編)」において、第10宇宙の界王神ゴワスより驚くべき公式新設定が明かされました。
「界王神以外の者がポタラを使った場合、合体効果は1時間しか持たない」
つまり、魔人ブウの体内で合体が解けた真の理由は、ブウの特殊体質ではなく「合体してからちょうど1時間が経過していたため」だったという事実が裏付けられたのです。老界王神自身が界王神であったため、「人間同士のポタラ合体には制限時間がある」という例外規定を知らなかったことが、かつての誤解を生んだ背景として描かれました。
さらに、合体を維持するための莫大な気(エネルギー)を消費した場合、この1時間という制限時間は大幅に縮まります。ザマス編において「超サイヤ人ゴッド超サイヤ人(ベジットブルー)」として合体神ザマスと対峙した際、全力を注ぎ込んだ必殺技「ファイナルかめはめ波」を放った直後、合体からわずか十数分足らずで強制解除されてしまったのはこのエネルギー過負荷が原因です。