原作・映画を通じて屈指の人気を誇るセブルス・スネイプですが、彼の杖に関してはネット上で多くの誤解が存在します。
スネイプの杖の木材と芯材は公式非公開
一部のWebサイトやファンコミュニティでは「スネイプの杖は黒檀(エボニー)とドラゴンの心臓の琴線」「白樺(バーチ)」と記載されることがありますが、J.K.ローリングによる公式設定資料において、スネイプの杖の木材・芯材は一度も明言されていません。
映画制作において、美術チームのピエール・ボハナらはスネイプの厳格さとミステリアスな雰囲気を表現するため、黒を基調とした直線的で幾何学模様が彫られたエレガントなプロップ(小道具)をデザインしました。二重スパイとして自らの内面を決して他人に悟らせなかったスネイプの生き様を象徴するかのように、彼の杖のスペックは今なお謎のベールに包まれています。
「杖の忠誠心」に関するよくある誤解
「相手の杖を拾えばすぐに自分のものになる」というのも誤解の一つです。杖には固有の意思があり、ユニコーンの芯材を持つ杖のように「初代の持ち主に頑なに忠誠を尽くし、奪われても本来の力を発揮しない」杖もあれば、ドラゴンの芯材のように「強い魔法使いへとあっさり寝返る」杖もあります。日々の手入れや相性によって、杖と魔法使いの絆は変化していくのです。