風間トオルが35歳だった1997年8月に結婚した相手は、当時カルピスのCMなどで話題となったスタイリスト出身の一般女性でした。トレンディ俳優の結婚とあって当時はワイドショーを大きく賑わせましたが、祝福ムードも束の間、翌年夏には離婚を発表することになります。
世間では「すれ違い」や「性格の不一致」といった定番の理由が囁かれましたが、後に風間トオル本人がバラエティ番組やインタビューで明かした離婚の真因は、極めて特異な生活習慣の違いにありました。
当時、風間トオルが語ったエピソードの一つに「元妻が作ってくれた料理や片付けに対する感覚の違い」があります。過酷な少年時代を過ごした風間にとって、食事や生活必需品は「生き抜くための手段」であり、そこに過剰なこだわりや一般的な贅沢を求める感覚が希薄でした。一方で、元妻からすれば「自分に心を開いてくれない」「生活のリズムが異次元すぎて合わせられない」というストレスが蓄積していったと伝えられています。
お互いに憎しみ合って別れたわけではなく、「一人の空間で完璧に完成されている風間トオルの領域に、他人が入り込む余地がなかった」というのが、スピード離婚の最も本質的な理由でした。