「無添加シャンプー」としばしば混同されるのが「オーガニックシャンプー」です。両者の根本的な設計思想には明確な違いがあります。
- 無添加シャンプー:特定の化学合成成分(シリコン、合成香料、着色料、防腐剤など)を「引く(排除する)」ことに主眼を置いた処方。
- オーガニックシャンプー:有機栽培(農薬や化学肥料を使わずに育てられた植物)由来のエキスや精油を「足す(主原料に活用する)」処方。
注意すべきは、「天然植物エキス=肌に絶対に優しい」とは限らないという点です。植物から抽出された天然精油やハーブエキスには、数十から数百の複雑な化学成分が含まれています。敏感肌やアトピー素因を持つ人にとって、これらの天然成分がアレルゲンとなり、接触皮膚炎(かぶれ)を引き起こすケースは少なくありません。
本当に刺激を最小限に抑えたい敏感肌の場合は、植物エキスが大量に配合されたオーガニック製品よりも、成分数が少なくシンプルな構成のアミノ酸系無添加シャンプーを選ぶ方が安全策と言えます。