店頭のチルド棚で商品を選ぶ際、名称の違いについて誤解している消費者は少なくありません。パッケージに「牛乳」と大きく書かれていても、食品表示基準によって種類別は明確に区分されています。
生乳を100%使用し、水や他の成分を一切加えていない商品のみが「成分無調整牛乳(種類別:牛乳)」と名乗ることができます。ローソンの主力である税込268円の商品はこれに該当し、生乳本来の豊かな風味と自然な栄養バランスが保たれています。
対して、低脂肪乳や特濃タイプは「種類別:成分調整牛乳」または「種類別:乳飲料」に分類されます。これらは生乳から乳脂肪分の一部を除去したり、脱脂濃縮乳やバターなどの乳製品を加えて栄養価やコクを調整したものです。「安い低脂肪乳は薄めた牛乳なのか」というネット上の俗説がありますが、これは誤りであり、乳脂肪を抑えつつカルシウムやタンパク質を効率的に摂取できるように規格化された合理的な製品です。