SNSや口コミサイトでは「染めて3日で金髪になった」「サロンの仕上がりと全然違う」という落胆の声が散見されます。しかし、現場のトップカラーリストへの取材から浮かび上がってきたのは、施術前のベース作りと退色予防に対する認識のズレです。
「ブリーチでしっかりとメラニン色素の赤みを削りきれていない状態でベージュを乗せると、抜けた瞬間にオレンジ寄りの下品な黄色が露出します。また、ご自宅で市販の洗浄力が強すぎる高級アルコール系シャンプーを使い、高温のヘアアイロンを毎日当てていると、染料は3〜4日で完全に流出してしまいます」(大手サロン統括ディレクターの解説)
つまり、「すぐに汚い金髪になってしまう」原因の多くは、薬剤の選定ミスだけでなく、ホームケアにおける物理的ダメージによって染料が流出するスピードを加速させてしまっている点にあります。