インフルエンザ時の食事決定版!高熱期・回復期のおすすめとNg食材

インフルエンザ時の食事決定版!高熱期・回復期のおすすめとNg食材

インフルエンザ時の食事決定版!高熱期・回復期のおすすめとNg食材にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

解熱剤の助けを借りずに平熱が半日以上持続し、胃の不快感が落ち着いてきたら、いよいよ本格的な栄養補給へとシフトします。ここで求められるのは、胃に滞留する時間が短く、ウイルスの攻撃で消耗した組織を立て直すたんぱく質を含んだメニューです。

日本の療養食の王道である「うどん」と「おかゆ」ですが、作り方に決定的なコツがあります。うどんを選択する場合、コシの強い讃岐風ではなく、伊勢うどんや煮込み用の柔らかい麺を選び、箸で簡単にちぎれるまでクタクタに煮込むのが基本です。具材には食物繊維の多いネギの青い部分を避け、加熱した卵を溶き入れる「かきたまうどん」にすることで、吸収効率の極めて高いアルブミンやアミノ酸を無理なくチャージできます。

また、おかゆは白がゆにとどまらず、鶏ガラスープで炊いた「中華風たまご粥」やすりおろした大根(ジアスターゼが豊富で消化を促進)を加えた「みぞれ粥」が最適です。味覚が鈍麻している回復期にもだしの旨味が食欲を自然に刺激し、唾液と胃液の分泌を促します。デザートにはすりおろしリンゴが最適であり、含まれる水溶性食物繊維のペクチンが腸内環境を整え、発熱で乱れた腸内細菌叢の回復を力強くバックアップします。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。