ネット上の掲示板やSNSでは、毎年夏になると「夏バテ対策にカレーを食べたら逆に胃が重くなって動けなくなった」「体調を崩した」という声が一部で散見され、プチ炎上のような議論に発展することがあります。 この噂の真相を追跡すると、原因はスパイスそのものではなく、日本の一般的な「固形カレールー」に含まれる油脂と小麦粉の量にありました。 市販の固形ルーは、重量の30〜40%以上が植物油脂や牛脂・豚脂などの脂質で占められている製品が少なくありません。弱った胃腸に高濃度の脂質と炭水化物が流れ込むことで消化不良を引き起こし、胃もたれを悪化させていたのです。 現場の料理人や栄養の専門家が推奨するのは、小麦粉を使わずスパイスとトマトベースで仕上げるインド風カレーや、カレー粉を活用した出汁ベースのスープカレーです。脂質量を最小限に抑える調理法を選択すれば、胃腸への負担を劇的に軽減しつつ、純粋なスパイスの薬効だけを享受できます。
夏バテ防止にカレーが最強な理由とは?漢方と栄養学で読み解く真実
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