多くのファンが関心を寄せる論点の一つが、無限城編 原作何巻から何巻までが今回の映像化範囲に該当するのかという点です。原作コミックスにおける無限城への突入は第16巻・第137話「不滅」からスタートし、城内での上弦撃破、無限城崩壊、そして地上における鬼舞辻無惨との黎明の死闘を経て第23巻・第205話「幾星霜を煌めく命」で幕を閉じます。話数にして約69話分におよぶこの長大なエピソード群を、ufotableは劇場版三部作という破格のスケールで描き切る決断を下しました。
関係者への取材や制作発表資料によれば、無限城特有の「上下左右が無限にねじ曲がる立体構造」は、劇場の巨大スクリーンと最新音響システム(Dolby CinemaやIMAX)において真価を発揮する設計が施されています。外崎春雄監督をはじめとするスタッフ陣が注ぎ込む3DCGアセットと作画の融合は、もはやテレビシリーズの尺と予算では収まりきらない次元に達しており、映画配給関係者の間でも「アニメ映画史の技術的到達点になる」との見解が一致しています。