焦っているときにやってしまいがちなのが、力任せにスライダーを往復させることです。引っかかりを感じた状態で無理に動かすと、エレメントが根元からちぎれ、完全に修復不可能な状態になります。こうなると、ファスナー全体の交換が必要になり、修理費用が跳ね上がります。
また、滑りを良くしようとして、安易に液体の食用油や機械用オイルを注すのも避けるべきです。油分が周囲の生地にしみ込んでシミになり、お気に入りの服が台無しになります。滑りを改善したい場合は、固形石鹸やワックス、あるいは鉛筆の芯(黒鉛)をエレメントに軽くこすりつけるのが安全で効果的な方法です。