北茨城の旅で外せないのが、歴史と大自然が交差する五浦海岸と六角堂の景観です。明治時代、岡倉天心が思索の場として設計した朱塗りの六角堂は、断崖絶壁の上に立ち、太平洋の怒濤と松林が織りなす東洋の美を体現しています。東日本大震災の津波で一度は流失したものの、全国からの支援と茨城大学などの尽力によって忠実に再建され、現在も訪れる人々に深い感動を与えています。
そして、食通を唸らせるのが冬の風物詩である北茨城市のあんこう鍋の名店です。平潟港や大津港で水揚げされる新鮮なアンコウを使い、水を一切使わずにアンコウの水分と肝、味噌だけで煮込む伝統の「どぶ汁」は、北茨城が誇る究極の郷土料理です。市内の老舗割烹や料理民宿では、コラーゲンたっぷりの身や濃厚な肝を贅沢に味わうことができます。
また、日常のドライブや観光で立ち寄りたい北茨城市のランチおすすめスポットも充実しています。大津港周辺の漁協直営食堂や海沿いのカフェでは、獲れたての地魚を使った海鮮丼や煮魚定食をリーズナブルに堪能できます。海の幸だけでなく、山間部の滋味豊かな常陸秋そばを提供する食事処も多く、多様な食の選択肢が用意されています。