フリーザ軍団が陣取る場所は、復路7区の二宮中継所から約1キロメートル進んだ「押切坂」付近の沿道歩道です。このポイントは、箱根駅伝のコース設計上およびテレビ中継技術の観点から、極めて計算された絶妙なロケーションとなっています。
箱根駅伝のテレビ中継において、7区二宮ポイントは中継所を通過した各校のランナーが縦長に広がり、シード権争いや順位変動が激化する重要な局面です。日本テレビの中継用固定カメラがランナーの正面を捉えて望遠レンズで追尾する際、道路脇の歩道に立つ応援客が背景に自然とフレームインする構造になっています。
彼らは決してコース上に身を乗り出すことはなく、歩道内の安全な白線の内側に整列しています。カメラのアングルとランナーの走撃ルートを熟知した配置でありながら、中継車の走行や選手の視界を一切遮らない絶妙な立ち位置を長年キープし続けている点も、中継スタッフやファンから「職人技」と称賛される要因の一つです。