ネット上の掲示板やSNS(X・旧Twitter、知恵袋など)を観測すると、市民連合に対しては賞賛と激しい罵倒が真っ向から衝突しています。市民連合の評判・ネットの反応を検証すると、世論の二極化が顕著に浮き彫りになります。
最も頻繁に見られる批判が「市民連合と共産党の関係は単なる隠れ蓑ではないか」という疑惑です。この真偽について、政治資金収支報告書や公開資料、関係者の証言を精査すると、法的な意味でのフロント組織(下部機関)ではありません。呼びかけ人の多くは独立した大学教授や著名文化人であり、自主的な意思決定を行っています。しかし、街頭宣伝や署名活動における「実際の動員力」という実務面に着目すると、日本共産党やその関連団体が強大な実働部隊として機能してきたことは紛れもない事実です。これが、外部から「共産党主導」と見なされる最大の根拠となっています。
賛同者からは「バラバラだった野党の背中を押し、政策を一つに束ねた功績は極めて大きい」「市民が主権者として政治を動かす先進的なモデル」と高く評価される一方、批判派からは「国民の安全保障を無視した空理空論」「共産党アレルギーを持つ中道層を遠ざけ、結果として野党全体の得票数を減らしている」と手厳しく指弾されています。熱心な活動家層の情熱と、一般的な有権者が抱く現実感覚との間に、看過できないギャップが生じているのが現場の生々しいリアルです。