小泉政権が掲げた郵政民営化は、国家財政を圧迫していた資金循環のブラックボックスを暴き、市場原理の光を当てたという点において歴史的な意義を持つ改革でした。しかし、その後に到来した超高齢化、地方の過疎化、急速なデジタルシフトという日本社会の構造変動までは見通せていませんでした。
その結果生じた郵便料金の値上げやサービスの縮小は、「官の非効率」を排した代わりに「インフラ維持の真のコスト」が国民一人ひとりの負担として表面化した結果にほかなりません。私たちはもはや、かつてのように「郵便局は国が守ってくれる安価で無制限のサービス」という幻想を捨て去る必要があります。
民営化された郵便局や金融サービスを賢く使いこなすためには、自身の居住地域や資産規模に合わせて、ネット銀行や民間物流各社との「いいとこ取り」を行うシビアな選別眼が不可欠です。巨大インフラの現在地を正しく見極めることこそが、これからの国民生活を防衛するための確かな指針となります。 (出典: 郵政 民営 と は(Yahoo!ニュース))
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