情報処理学会をはじめとする学会コミュニティでも、同学部のカリキュラム刷新は大きな議論を呼んでいる。基礎となるコンピュータサイエンスの理論教育を疎かにせず、むしろアルゴリズム解析や計算機アーキテクチャの基礎を徹底的に深掘りした上で、先端領域の応用へとステップアップさせる緻密な構造が設計されているからだ。
「ツールの使い方を教えるだけなら専門学校でいい。大学が教えるべきは、10年後、20年後に技術のパラダイムが変わっても色褪せない原理原則だ」。教員陣が口を揃えるこの信念が、激変する業界で生き残るエンジニアの底力を育んでいる。