世間を即座に騒がせたのは、InstagramやTikTokといったSNSアカウントの開設、そして本格的なメディア露出の解禁だった。コンプライアンス遵守が至上命令となった地上波テレビ局が起用に慎重姿勢を貫くなか、風穴を開けたのはインターネット配信プラットフォームである。
特に大きな反響を呼んだのが、ABEMAで配信された『愛のハイエナ』への出演だ。過去の栄光とどん底の記憶、自身の身勝手な恋愛観や金銭感覚を隠すことなく露悪的にすら語ってみせる姿は、若い視聴者の間でも強烈なインパクトを残した。「昔の不祥事タレント」という定型的な枠組みを打ち破り、怪しくも目が離せないキャラクターとしてバラエティ番組の新たな領域を開拓した格好だ。毒をはらみながらも惹きつけずにはいられない独特のプレゼンスは、芸能界における彼の異彩さを改めて浮き彫りにしている。