テレビ番組の企画やSNS上で定期的に大きなバズを生み出すのが、坊主芸人たちの「フサフサだった昔の写真」です。今でこそ丸刈りがデフォルトとなっている芸人たちの青年期やデビュー前の姿が公開されると、スタジオやネット上では驚きと歓声が入り乱れます。
錦鯉・長谷川が20代前半の劇団員・ホスト時代に見せていたサラサラの黒髪姿や、バイきんぐ・小峠がバンドマン風の長髪だった過去写真は、「信じられないほどの男前」「まるで別人のイケメン」としてバラエティ番組の定番キラーコンテンツとなっています。このギャップこそが、視聴者に親近感と笑いをもたらす強力なエッセンスです。
一方、かつてバラエティの定番だった「番組の罰ゲームによる丸刈り」は、時代の変化とともに扱いが大きく変わりました。過去には対決企画の敗者が生放送で髪を刈られる演出が頻繁に見られましたが、近年はコンプライアンス意識の高まりとともに減少傾向にあります。
現在では無理やり刈らされる罰ゲームではなく、「本人が自虐ネタやトークのオチとして自発的に坊主にする」「YouTubeの登録者数達成や私生活のけじめとして自らバリカンを入れる」といった、本人の主体的なストーリーテリングが重視される時代へ移行しています。