売場の呼称が変わっただけでなく、服やシューズの構造設計にも明確な違いが存在します。特に混乱しやすいのが「ウィメンズ」「メンズ」「ユニセックス」のサイズ差です。
一般的なアパレル製品における基本的なカッティングの違いは以下の通りです。
・ウィメンズ:女性特有の骨格を美しく見せる立体裁断。バストの膨らみ、くびれ、丸みのあるヒップを考慮し、肩幅は狭く、身幅にカーブを持たせ、着丈や袖丈は短めに設定されています。
・メンズ:直線的で骨太な体型を想定したボックスシルエット。肩幅が広く、胸板からウエストにかけて直線的なラインを描き、袖丈や着丈が長く作られています。
・ユニセックス(男女兼用):基本的に「メンズ規格をベースにした直線的なカッティング」で作られているケースが多く、ウィメンズの同サイズと比べると全体的にひと回りからふた回り大きく作られています。
サイズ換算の目安として、ユニクロのトップスを例に挙げると、ウィメンズのXLサイズがメンズのMサイズ程度、ウィメンズのXXL〜3XLがメンズのLサイズ程度に相当します。ただし、身幅が足りても袖丈や肩幅がタイトに仕立てられていることが多いため、単純なチェスト(胸囲)の数値だけで判断するのは失敗のもとになります。