現在の皇室を理解する第一歩は、天皇家(内廷)と各宮家(内廷外皇族)の構成を明確に区別することです。皇室の家系図は、今上天皇を中心とするご家族と、上皇ご夫妻、そして傍系の宮家によって構成されています。
今上天皇ご一家である令和天皇家の家族構成は、第126代天皇である徳仁陛下、皇后雅子さま、そして長女の愛子内親王殿下の3方です。天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下、そして上皇上皇后両陛下は「内廷にある皇族」として区分され、日常の生計を一にされています。
一方、皇室の活動を支える現在の宮家は秋篠宮家、常陸宮家、三笠宮家、高円宮家の4宮家のみとなっています。宮家の現況を整理すると、以下の通りです。
- 秋篠宮家:皇嗣である文仁親王殿下、紀子妃殿下、佳子内親王殿下、悠仁親王殿下(長女の小室眞子さんはご結婚により民間へ皇籍離脱)。
- 常陸宮家:上皇陛下の弟宮である正仁親王殿下、華子妃殿下。
- 三笠宮家:故・崇仁親王の妃である百合子妃殿下の薨去後、信子妃殿下、彬子女王殿下、瑶子女王殿下が活動を継続。
- 高円宮家:故・憲仁親王の妃である久子妃殿下、長女の承子女王殿下(千家典子さん、守谷絢子さんはご結婚により皇籍離脱)。
このように皇室系図を俯瞰すると、次世代(昭和・平成以降に生まれた世代)の男性皇族は悠仁親王殿下ただお一人という極めて脆弱なピラミッド構造になっていることが浮き彫りになります。