日本の葬儀現場では、仏教のみならず神道やキリスト教など多様な形式で儀式が執り行われます。宗教・宗派ごとの表書きの違いを把握しておくことで、受付で戸惑うリスクを完全に回避できます。
1. 仏教(浄土真宗以外:曹洞宗・臨済宗・真言宗・天台宗・日蓮宗など)
・通夜・葬儀:御霊前、御香典、御香料
・四十九日以降:御仏前、御供物料
2. 仏教(浄土真宗・真宗各派)
・通夜・葬儀:御仏前、御香料、御香典(※御霊前は避ける)
・四十九日以降:御仏前
3. 神道(神葬祭)
神道では故人は家の守護神になると考えられています。仏教用語である「仏」「香」は使いません。
・表書き:御神前、御榊料、御玉串料(※蓮の花が描かれたのし袋は絶対に使用不可)
4. キリスト教(カトリック/プロテスタント)
キリスト教でも「仏」や「香」の概念はありません。
・カトリック:お花料、御ミサ料、御霊前(カトリックのみ御霊前を許容するケースあり)
・プロテスタント:お花料、忌慰料(※御霊前は教義上使用しない)
※百合の花や十字架が印刷された封筒、または無地の白封筒を使用します。