システム修復(アップデート)でもエラーコードが出て弾かれてしまう場合、データを諦めて端末を使える状態に戻す「初期化」の選択肢に進むことになります。
リカバリーモードから「復元」を選択すると、工場出荷状態へと初期化されます。しかし、重度のシステム破損やソフトウェアの競合が起きている場合、通常のリカバリーモードすら認識されないケースがあります。その際の最終手段となるのがDFUモード(Device Firmware Update)による初期化です。
DFUモードは、iOSを起動させずに端末のブートローダーから強制的にファームウェアを書き換える特殊なモードです。パソコン画面が真っ暗な状態のままデバイスを認識させ、クリーンインストールを実行します。ソフトウェア起因のトラブルであればほぼ確実に初期状態へ復元できますが、内部データは完全に消去されるため、バックアップがない場合は慎重な判断が求められます。