「被告」と「被告人」の違いとは?ドラマ報道の誤解と裁判の真実

「被告」と「被告人」の違いとは?ドラマ報道の誤解と裁判の真実

「被告」と「被告人」の違いとは?ドラマ報道の誤解と裁判の真実についての疑問解決ガイドをお届けします。

私たちが法律用語に触れる機会として、テレビドラマや動画配信サービスの存在感は大きい。エンターテインメント作品としてのリーガルドラマは、視聴者の用語のイメージ形成に深く関わっている。

かつて堺雅人が強烈なインパクトとともに偏屈な弁護士を演じ大ヒットした『リーガル・ハイ』。あの劇中で展開される名勝負の多くは民事訴訟だ。奇抜な手腕で依頼人を勝利に導く相手は、法律上の「被告」や「原告」である。コミカルかつ毒のあるセリフ回しの裏で、民事手続きのダイナミズムが描かれていた。

一方で、松本潤が超マイペースな弁護士を熱演した『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』などの作品は、タイトルの通り刑事訴訟が主舞台だ。現在ではNetflixなどのグローバル配信プラットフォームを通じて国内外で広く親しまれているが、描かれるのは「0.1%の逆転無罪」を追う刑事裁判のリアルだ。起訴された「被告人」の無実を証明するため、検察庁が提出した証拠の矛盾を突き崩す戦いが描かれる。

両者のドラマを比較するとよく分かる。同じ法廷シーンであっても、相手が民間人としての「被告」なのか、刑事上の容疑をかけられた「被告人」なのかによって、争点も弁護士の役割もまるで違うのだ。

吉田 誠
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吉田 誠

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