進路指導のアプローチも大きく様変わりした。かつて主流だった偏差値のみに頼る画一的な進路選択は過去のものとなり、現在では生徒の興味関心や日々の学習データを蓄積・分析するポートフォリオが活用されている。
難関大学を目指す生徒への高度な受験対策はもちろん、自ら事業を立ち上げる起業家マインドの育成や、海外の提携校との交流事業まで、描ける将来の選択肢は一気に広がった。放課後の相談室では、教員と生徒がデータ画面を挟みながら、10年後の自画像について時間を忘れて語り合う場面が常態化している。早期から自分自身の強みを見つめ直す作業が、結果として一人ひとりの高い進路納得度へとつながっている。