ネット上の掲示板だけを見ていると、クラブへの不満や閉塞感が蔓延しているかのような錯覚に陥りがちです。しかし、実際にホームアリーナである「北海きたえーる」へ足を運ぶと、そこには全く異なる光景が広がっています。
アリーナに集うブースターの口コミや現地アンケートでは、8割以上の来場者が会場のホスピタリティや演出に対して高い満足度を示しています。特にファミリー層やライト層からは、「アクセスの良さ」「アリーナグルメの充実度」「マスコット『レバード』やチアダンスチーム『パシスタスピリッツ』の質の高いエンターテインメント」を評価する声が圧倒的です。
この「ネット掲示板の辛辣さ」と「現地アリーナの温かさ」の乖離は、スポーツビジネスにおける典型的な現象と言えます。掲示板に書き込むユーザーは、バスケットボールの戦術や勝敗に極めて高い関心を持つ「戦術特化型コアファン」が多く、一方でアリーナ来場者は週末の非日常空間やイベント体験全体を楽しみに訪れる「空間体験型ファン」が多いためです。ネットのネガティブな言論をそのままクラブ全体の評価と誤認してはなりません。