大会期間中、スタジアムに鳴り響くテーマソング『All my treasures』。イントロが流れただけで、夏の訪れと世界最高峰の戦いの幕開けを実感したファンは多い。この名曲は単なるタイアップを超え、世界陸上の鼓動そのものとなった。
当時、国民的ドラマ『踊る大捜査線』の主役として日本中を席巻していた織田裕二のスター性は、陸上競技ファン以外の層を一気にテレビ画面へと引き戻した。フィクションで見せる熱き刑事の姿と、リアルな競技場でアスリートに声援を送る生身の姿がリンクし、社会現象と呼べるほどの相乗効果を生み出したのだ。