Q1:家康が亡くなったときの享年(満年齢)は何歳でしたか?
A1:数え年で75歳、満年齢では73歳4ヶ月でした。室町・戦国時代の武将の平均寿命が40〜50歳程度であったことを考慮すると、当時としては驚異的な長寿を全うしたといえます。
Q2:鯛の天ぷらは本当に食べたのですか?なぜ死因として定着したのですか?
A2:田中城の滞在中に食べたことは史実です。当時としては非常に珍しい油料理を高齢の胃に収めたことで、その夜に激しい消化不良を起こしたため、後世編纂された『徳川実紀』などの記述を通じて「天ぷらに当たって死んだ」という俗説が広く民衆に浸透しました。
Q3:家康の本当の遺体は、久能山と日光東照宮のどちらにあるのですか?
A3:歴史学・考古学上の見解としては、遺骸そのものは静岡の久能山東照宮にそのまま眠っている説が極めて有力です。日光東照宮へは遺体そのものを改葬したのではなく、神魂(霊魂)を勧請・遷座したというのが、当時の宗教的儀礼や移動記録からも妥当性の高い見解とされています。