Q1:高校生のお小遣いに昼食代やスマホ代は含めるべきですか?
A1:原則として別枠で管理することをおすすめします。昼食代を含めると、お小遣いを浮かすために食事を抜くなど健康を害するリスクが生じます。またスマホ代も通信プランに依存するため、基礎生活費は親が負担し、お小遣いは純粋な自由裁量費(交際費や趣味)に限定するほうが、お金の使い道の振り返りが明確になります。
Q2:キャッシュレス決済でお小遣いを渡すと金銭感覚が狂いませんか?
A2:渡す側のルール設定次第です。クレジットカードのような後払い方式(ポストペイ)を持たせると金銭感覚が麻痺する恐れがありますが、事前チャージ型のプリペイドカードやデビットカードであれば、残高以上の利用ができないため借金のリスクはありません。むしろ利用履歴が1円単位でアプリに残るため、現金の紛失リスクを防ぎ、月末に収支を振り返る教材として有効に機能します。
Q3:テストの点数や成績でお小遣いを増減させるのは教育上良いですか?
A3:一時的なモチベーション向上には繋がりますが、長期的にはおすすめできません。学習は自身の将来のための投資であるべきところ、「お金をもらうための労働」という外発的動機付けにすり替わってしまう危険性があるためです。報酬制を取り入れるのであれば、成績ではなく「家族のための労働(定期的な大掃除や家事の手伝い)」に対して対価を支払うほうが健全な労働観を育みます。