ネット検索で「ライブハウス島唄」と打ち込むと、サジェストに「閉店」や「営業休止」といった不穏な単語が顔を出すことがあります。結論から言えば、ライブハウス島唄の現在の営業状況は極めて良好であり、連日熱気あふれるステージが繰り広げられています。では、なぜこのような誤った噂が一人歩きしてしまったのでしょうか。
発端は2020年秋、旧店舗(那覇市牧志、国際通り沿いの三越跡地向かい)から現在の地への移転でした。世界的なパンデミックとビルの建て替えが重なった時期に一時休業を余儀なくされたため、「島唄が消えた」という断片的な記憶がネット上に残骸として滞留したのです。現在のライブハウス島唄のアクセス・場所は、那覇市松尾2丁目のビル地下1階。ゆいレール「牧志駅」や「県庁前駅」からも徒歩圏内であり、国際通り中心部(てんぶす那覇の斜め向かいエリア)という好立地で再始動を果たしています。
扉を開けて地下へ降りると、喧騒に満ちた国際通りの空気は一変します。客席数は約60〜70席。ステージと客席の距離はわずか数メートルでありながら、音響エンジニアが常駐する本格的なライブハウスの設備が整えられています。かつての広々とした大箱時代に比べ、演奏者と観客の呼吸がダイレクトに交錯する親密な空間設計へと進化したことが、現在の熱狂をさらに加速させています。