水町泰杜を語る上で欠かせないのが、インドアとビーチバレーの双方で頂点を目指す二刀流のスタイルだ。一見すると、裸足で行うビーチバレーはシューズと無関係に思えるかもしれない。だが、実は砂の上での足指の使い方や体の使い方こそが、シューズ着用時のパフォーマンスに直結している。
不安定な砂の上で培われたバランス感覚は、体育館の床を捉える足裏の接地感へとフィードバックされる。砂を掴むような足指の感覚をシューズ内でも再現できるか否か。インドアに戻った際、グリップ力だけに頼らず、足本来の可動域を活かせるフットウェアへのこだわりが彼の中で明確になっていった。