伝統ある両国国技館の溜席には、古くから格式高い文化人や芸能人が足を運んできた。中でもデヴィ夫人のように、和装を見事に着こなして土俵を見つめる姿は、大相撲の風物詩とも言える美しさだ。近年では国内のセレブリティにとどまらず、ハリウッド映画のプロモーションで来日した海外スターやグローバルIT企業のCEOが観戦する姿も珍しくない。
国技としての重厚な格式を守りつつも、世界中のVIPを魅了してやまない空間。それが両国国技館という特別な場所の力だ。座布団の上に座り、静かに息を飲んで見守るという日本固有の観戦スタイルは、海外から訪れるVIPにとっても一生モノの文化体験となっている。